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部屋に光が届き、誰かが転移してくる。
光は凝縮し、人の形となり……部屋の中に人が現れた。
「はぁー疲れた。」
今にも、ベッドにダイビングして眠りそうな少女は、軍服を纏っていた。
「解除。」
少女は、素早く軍服を脱ぎ……
16ほどの年の少女はあっという間に10歳ほどの女の子と姿を変えた。
「お義父様も人が悪い。……私が軍団長だと知っているのに、あんなに長く私の自慢話を聞かせなくてもいいじゃん。」
どうやら、魔軍との戦争に勝利したことを祝したパーティーで軍団長である娘に娘の自慢話を聞かせたらしい。
「お義母様は……知らないから…万が一の為に軍服はボックスの奥にしまわないと…」
ごそごそとボックスの中をあさくり、今度こそベッドにダイブした。
「お休みなさい…」
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