歴史を塗り替え伝説が始まる

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バッ 先に腕を出したのは男の方だ 「ラバープロード!!」 サラの零距離で爆発が起きる ドォォォン サラは20mほど離れた木にぶつかる 「…うっ!」 「魔水晶の大きさがやはり術者の強さを大きく作用する」 男がそう悟ったように言うと魔水晶が付いた腕輪を出した サラよりも10倍以上ある魔水晶だ 「肋・腕はグチャグチャだろう」 男は吐き捨てた サラが小さな声で答えた 「術者の知恵は戦いを左右するわ」 パァァン 「!!!!」 空に さほど大きくはないが明るい花火のようなモノが出来た 「救難信号!? ちっやってくれる オイ!!リドル!!帰るぞ」 男は走り出しナイフを持って サラの胸を突き刺した 「残念だ魔法で楽に殺してやろうと思ったのに」 男はナイフを抜いた ナイフが刺してあった場所からは赤い血が流れ始める 男は去っていった 「オイ、飛ばせ、見つかる前にな」 トラックは消えていった ………… しばらくして救難信号を見て駆け付けたのだろう女性が走ってきた その女性はサラを見つけるや刹那 駆け寄り、声を掛けた 「あの「大丈夫ですか!?」 「あの「待っていて下さい!!今止血します!!」
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