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そして見た
魔水晶と息子が同化するのを
ｱﾙﾌｫ-ﾄﾞが魔水晶の中に取り込まれその後魔水晶が吸収されるように消えた
あれは消滅ではなく同化だった、異常に高い同調率により同化したのではないかとｻﾗは結論付けた
ｻﾗは息子には使命に似た何かがある事を感じた
ｸﾞﾗﾃﾞｨｽ家に帰れば、また命を狙われてしまうかもしれないと考えたｻﾗはｸﾞﾗﾃﾞｨｽの名前を出さなかった
残るｱﾀﾞﾑの事を考えると共に過ごしてほしいと思うが、自分の夫はそういった暗い部分には疎い事も知っていた
それが彼の愛すべきところであり、弱点だあった
きっと彼は一人になった時悲しむだろう
｢ｱﾀﾞﾑ…遅いじゃない
ほんと……大切な時にいつもいないんだから｣
事実を知る唯一の人間が、母がそっとこの世から消える
ｱﾙﾌｫｰﾄﾞ=ｸﾞﾗﾃﾞｨｽ
魔水晶と同化した者
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