18人が本棚に入れています
本棚に追加
/180ページ
同時刻 病院では
｢赤ちゃん
もう少しで産まれますよ
がんばって下さい｣
………
産声を上げた赤子は母親に抱かれ無事に産まれた
看護婦が母子共に無事であることを外で不安になっている父親に知らせる
｢ｸﾞﾗﾃﾞｨｽ様！産まれましたよ………
あれ？｣
…………
洞窟では
｢なっ!……これは｣
とてつもない大きさの魔水晶が見つかった
｢!ｻﾗ ｻﾗ!!｣
その後ｸﾞﾗﾃﾞｨｽは思い出したように走り出した
病院へ着いてすぐに手術室へと向かい
近くにいた看護婦に訪ねた
｢ｻﾗは!?どこですか！｣
｢ｻﾗ=ｸﾞﾗﾃﾞｨｽ様は今
出産が無事終わりになりましたので一般の403号室に移動になられました｣
｢そうですか｣
緊張が一気にほぐれて一度肩を下ろして403号室へ向かった
403号室の扉を開くとｻﾗ=ｸﾞﾗﾃﾞｨｽがそこにいた
｢あぁあなた
どうしたの？｣
｢ｻﾗ､すまないな
採掘所で事故があって
よくやったな ｻﾗ｣
｢えぇ
今度はあなたががんばるのよｱﾀﾞﾑ｣
｢名前で呼ぶのはやめてくれと言ってるだろ｣
最初のコメントを投稿しよう！