お客さん②

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サクちゃんの大学の文化祭へ行ったり、以前の私がしてた事、出来ていた事を辿る様に毎日が過ぎていった。 前まてまは乗らなかった公共機関のバスや、電車に乗って、バスや電車に乗れるのだから、自分の行きたい所へ何処へだって行けるじゃないか、と自信にもなった。 バスの窓から、見慣れた景色を見る時は、どうしても、自分で車を運転してた、自信満々な自分が出て来て、車を運転してた時に見てた景色を被らせる。 お客さんの家に続く道は特に強く思い出された。
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