お客さん②

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お客さん②

安心した様な笑顔を見せてくれたお客さんに、どうやら私は合格点らしい、と安心しながら部屋へとサンダルを脱いで上がって行きながら、軽い挨拶と会話を楽しむ。 「こんな遅い時間に呼んでごめんね。。」 すまなさそうに言うお客さんに「いえ、全然大丈夫ですよ。」 と笑顔で答える。 私的にはまだ全然遅い時間ではない。 お客さんが動く度にカサカサ音がするのが少し気になったが、その疑問はシャワーの時に解決する。 「シャワー行きましょうか、」 言いながら上を脱いで行く私に、少し戸惑いがちなお客さん、 「?」 「どうかしましたか?」 「ううん、なんでも無いよ」 「そうですか?」 お客さんへと近付き、ネクタイを外して行く。
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