第1話
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その夏は暑かった。 テレビで流れているニュースによれば、今年は例年に比べてもかなりの猛暑のようだ。 暑さで体が溶けてしまいそうなこの朝、僕は自転車をこいでいた。 5月の梅雨入りしたての蒸し暑さの中、僕は学校へ向かっていた。 いつものように町の老人会の人達が手入れしている花壇の横の道をぬけ、大通りを真っ直ぐ進むと左手に学校が見えてきた。 ここが僕の通う北白高校だ。
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