絶愛

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私を見下す彼女に尊大な態度で言ってやる。 「治安維持部隊最強の死番隊長が……自分の執務室で男に縛られて、なぶられて、よがり狂ってるマゾなんて知れ渡ったら……」 「出ていけ!!」 言い終わらないうちに彼女が恫喝する。 怒りに震える彼女を見ながら、更に嘲笑してやる。 「……図星ですか?」 「早く……ここから出ていけっ!!」 「……言われるまでもなく」 ゆっくりと立ち上がり、彼女の横をすれ違った。 こちらを見ようともしない。 そんな彼女を視線で追いながら――彼女の腕を掴み、強く引き寄せた。 「!?」 私の突然の行動に驚く彼女の唇を奪う。 「……っ!!」 彼女が私から離れようと暴れたが、腕を掴む手の力を緩めることはなく。 私にされるがまま――彼女は唇を重ねる。 強引に唇を開かせ、舌を絡めとり――全てを貪るようにして、彼女を味わう。 彼女が苦しそうに息をする。 されるがまま――私に貪られ続ける彼女はたまらないほどの色香を放っていた。
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