第2話

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「終わったと思うな、ガキ!!」  右腕からビームクローを出したサバーニャラーゼンは、デュエルの両腕を一気に切り落とした。 「マジかよ!!!」  為す術のないデュエルに渾身の一刺しをお見舞いした。 「もうやられない!!」  ユイはそう叫びながらヴェスバーに向かってライフルを撃った。しかし、的は外れた。 「そう簡単にはやらせませんよ~だっ」  相手を挑発するようにマイはおどけて見せた。 「ん~っと。コイツでどうだ!」  マイはヴェスバーを最大出力で出すつもりだ。ユイはそれを知ってか知らずかスラスターを最大限に生かし相手の背後に回ろうとする。 「ムリムリ!!」  調子に乗るマイを見て余計にユイは腹を立て、そしてスラスター最大出力でF91の頭上で動きを止めると、そのままビームサーベルを真下に突き刺すように向け、急降下した。 「チョット、何するの!?」 そしてヴェスバーからビームが出るのと同時、爆発が起こった。 「言ったでしょ。私はもうやられないって」 『BATTLE END』
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