第零話

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「もう、照彦遅いぃぃ!!」 「はは、悪いな。朝は苦手なんだよ。」 「とか言って自己紹介してた癖にぃぃぃ。」 「何故分かった??」 「えっへへー私には分かっちゃうんだよ。 幼なじみだからね♪」 こいつの名は寄依子(ヨリ ヨリコ) 家がお隣さんの金髪マッシュルームな女子。 学年も同じで、幼稚園からの幼なじみ。 それだけの存在だ。 「すまんね、起こしてもらって。」 俺は起き抜けに、そっと依子の肩を抱く。 3
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