予想外で~す☆

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「姫様、何処にお隠れになったのですかー?」 「紅姫様ー!!」 「おい、こっちにはいらっしゃらなかったぞ!」 「なら向こうを探すか!」 どうしてこうなった! どうしてこうなったんだ(二回目) 転生してみたら、なんか姫として産まれた 勿論赤子からスタートだけど、何か? 誰かがウチをいじめてくるー で、今家出中なう 急展開すぎだって? ちゃんと理由はあるよ 家は窮屈で退屈で、ウチは自由に生きたいんだよ! 籠の中の鳥なんてウチには似合わない ということで、とりま京の町に行こう♪ クロムとレイがそこにいるんだ 気分が向いたら会いに行こうかなって思ってw そして天皇様の愛娘が家出したという噂が全国に広まった そんな噂が流れてるなど知らないウチはある山の奥深くに、一つの家を建設していた 朱里「完璧★」 いやークロムは新撰組、今の壬生浪士組にいるみたい だから放置でいいかな?って思ってさ だって少しでも離れられるように慣れてくれないと、仕事の時に困っちゃうからね それよりもウチに用意される着物ってどうも趣味に合わなかったんだ ウチ的にはもうちょっと落ち着いた色の着物なんかが好み 白黒が一番好きだけど、着物が白黒だとかなり可笑しいから我慢中w 家の中に入ってみると、この時代に合わせて造ったから使いにくそう 中だけでも普通に現代風で良かったんじゃないか、と思ったけど もう造ちゃったし諦めるよ 朱里「こんなんが着たかったんだよね」 姿見の前で、落ち着いた雰囲気の着物を纏う姿を見る 満足げに頷いてからニコリと笑う
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