予想外で~す☆

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朱里「あ、忘れる所だった」 森の住人にちゃんと挨拶しないとね 森の中を歩き回って色々な動物たちに挨拶していると、リスが助けを求めていた 『たすけてーーー』 朱里「どうしたの?」 『人間がなんで僕の言葉が分かるとかどうでもいい!だから助けてー』 朱里「だからどうしたの?って聞いてるじゃんw」 このリス、面白い! ころころとしてて可愛いし、癒されるし、面白いし、最強だね!! 『この先に崖があるんだけど、人間が落ちてるんだよ。僕ではどうすることもできないし……助けて?』 朱里「(ズッキューン)……わ、解った。ウチが何とかする。ねぇ君のこと、なんて呼べばいいかな?」 りぃ『本当?ありがとう!僕のことはりぃとでも呼んでよ♪リスだからりぃみたいな』 朱里「了解。りぃ、ね」 頼むよーと言いながら茂みの方へ走っていくりぃに手を振る りぃが言っていた方角に走っていくと、確かに人間の男が倒れていた 朱里「おーい、生きてるか?」 近づいて肩を叩いてみるが反応がない 息をしているから生きているとは思うんだけど…… 気絶してるだけだから放置してもウチの心は傷まないけどさ、クロムの匂いがするんだよねー 知り合いかな? 朱里「どちらにしても、りぃに頼まれてるし助けますか」 どうやって持って帰ろうかな……はぁ担ぐしかないよね 男を肩に担いで家に帰ろうとしていると、一匹の狼が現れた 『朱里、俺がソイツを運ぶ』 朱里「そう?じゃあ、ロウ頼むよ」 狼のロウとは挨拶をした時に友達になったんだ 無口だけど、いい狼だよ ロウの背中に男を乗せると駆け出して行ってしまった 少し驚いてから、ウチもその後をついて行く
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