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朱里「到着ーっと。ロウありがとう、助かったよw」
ロウ『いや、何か困ったことがあれば言ってくれ』
背中に乗っていた男を落とすと、寝床に帰っていった
って落とすなしww
一応怪我人だよ?
怪我が酷くなったらどうするのw
まぁ面白かったから、モーマンタイ
担ぎ上げて寝室まで運ぶ
自分の布団には寝かしたくないので、新しく布団を創造する
朱里「暇だわー」
怪我の手当もちゃちゃっと終わったし、夕飯って時間でもないし
暇です!
とりあえず、どんぐりころころを熱唱してみよう!
??「うぅ……ここは?」
朱里「お、起きたみたいだね」
いやーつい童話の歌を全部歌ってしまったZE★
??「誰や!?……痛っ」
朱里「動くな!傷口が開いてしまう」
起き上がろうとしているのを、止めて寝かせる
傷なんて魔法ですぐに治せるけど、この世界には魔法なんてない
それにお気に入りでもない奴にそこまでやってやる義理はないしね
??「傷……?」
朱里「貴方、崖の下で倒れてたんだよ。覚えてない?」
??「いや覚えとるわ。助けてくれてありがとうな……えっと?」
朱里「自己紹介がまだだったね。ウチは竹下朱里(タケシタ シュリ)、よろしく」
烝「俺は山崎烝(ヤマザキ ススム)やで」
山崎烝、ね
確か新撰組の監察だったかな
小説好きの友人が色々なことに興味持つタイプだったから、幕末の話も聞かされたんだよね
本当に何が役立つか分からないな
朱里「怪我の具合から見て、一週間は安静だから」
烝「一週間か……竹下さん、手紙とか届けて貰えへんか?」
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