元便器はカレー好き

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ギィイエエエエ!! 目覚ましクソムシ君時計のスヌーズタイムが終わったらしく、また怪奇的な音をたて始めた。 「おはようクソムシ君。」 目覚ましクソムシ君時計の頭を押すと、カチリという音と共に静かになった。 「わたしにはおはようの挨拶はないの?」 「チュース。」 「なんでドイツ語!?しかもお別れの言葉じゃん!」 どこから仕入れてきたのかは知らないけど、どうやらドイツ語は少しわかるようだ。 「おはよう抜きと朝御飯抜き、どっちがいい?」 「おはよう抜きでお願い致します!」 こうして僕はトトリにおはようを言わなくてすんだ。
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