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「イテッ
ほら おいで・・・」
飛び降りた時に彼の手をひっかいちゃったみたい
それでも優しく呼びかける彼
そっとベッドの下から顔を出した
「いい子だ・・・うん 決めた
『みゃー』おいで♪今日からお前は『みゃー』だよ」
彼の差し出す手にさっき私がひっかいた傷がみえた
--- ごめんなさい
「みゃ~」
私は少し血のにじむその手をペロッと舐めた
「ん?あぁ心配してくれてんの?」
彼は舐められたら手をちらりと見てから
優しく微笑み私を抱き上げ頬ずりした
「まじ可愛いなみゃーは♪」
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