- 1 - はじまり

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「イテッ  ほら おいで・・・」 飛び降りた時に彼の手をひっかいちゃったみたい それでも優しく呼びかける彼 そっとベッドの下から顔を出した 「いい子だ・・・うん 決めた  『みゃー』おいで♪今日からお前は『みゃー』だよ」 彼の差し出す手にさっき私がひっかいた傷がみえた  --- ごめんなさい 「みゃ~」 私は少し血のにじむその手をペロッと舐めた 「ん?あぁ心配してくれてんの?」 彼は舐められたら手をちらりと見てから 優しく微笑み私を抱き上げ頬ずりした 「まじ可愛いなみゃーは♪」 .
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