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『いつもと違う...』
夢の中だった私は違和感で目が覚める。
枕元の携帯の液晶をつけると深夜2時半。
右手でお尻の下のシーツを触るとびっしょりと濡れていた。
私は静かに起き上がると他の入院患者を起こさないように
摺り足で病室の向かいにあるトイレへ急いだ。
数メートルの距離が酷く長く感じる。
『出血じゃない
出血ならもっと量が少ないはず...』
入り口から入るとすぐ手前にあるトイレの便座に座った。
瞬間、大量に薄茶色の水か流れ落ちる。
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