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「んだよ、しょーがねーなぁ」 男たちはニヤニヤと笑いながら、細い路地へ消えて行った。 「行った、、、かな」 男達の姿が完全に見えなくなるのを確認する。 「ほら、もう消えたよ。 ここらへんは物騒だから、もう帰りな?」 思わぬところで出費をしてしまったが、まぁいいか。 そう思いながら少女に声をかけるが、反応は一切返ってこなかった。 そういえば肩をひきよせたままだったと思い、体を離そうと身動きをする。
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