ごめんな

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俺と山南さんはお互いに黙ったまま部屋に入った 部屋に入った俺はベットに入り山南さんは椅子に腰掛けた 「土方くんは…この病院に運ばれるまでに一度心肺停止状態になりました、ですが救急隊員の懸命な処置のお掛けで助かりましたがこの病院に着いて最初は意識が有りましたが、治療をしてる間に意識障害に陥り再び心肺停状態になり、今度は長い間心肺は動かず、酸素が脳にいかず、とても危険な状態でした その後土方君の心肺は動き始めましたが、治療を終えても土方くんは起きる気配はありません。 遠回しに告げてもあれなのでこの際はっきりと言います、今後土方くんは何時、意識が戻るかは分かりません 最悪は戻らないでそのまま生涯を終えることもあります そして……もし戻ったとしても長い間脳に酸素がいなかったので何らかの障害が残り、元の生活を送るのは困難かと思われます」 ※作者は医療について素人同然なので可笑しくても温かい眼差しでスルーして下さい
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