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―――ある日の昼休み
俺たちは最近よく4人でつるむようになった。
最近知ったけど、充志は筋トレマニアらしくてトレーニングルームに入り浸りらしい。
こないだたまたま見かけたら、めっちゃ鍛えててビビった。
真田も渚もバスケバカだし...
でもって気心知れた仲間ってやつ?みんな体育会系だからサッパリしてて単純バカで気持ちいいやつらなんだな。
もちろん、クラスの奴らもみんなそんな感じ。
マジで居心地いいクラスで良かった~♪
俺は特にこいつら3人と一緒にいるのが気を使わなくて楽だから、こーゆう些細な時間が結構好きだったりする。
しかもみんな中等部上がりだから、学園のこといろいろ知ってるから、穴場の場所とか教えてくれた。
最近は中庭の観察池――真田曰く生物の松じいが趣味で錦鯉を育てているらしい…その脇の芝生の上でランチタイム。
ふいに充志が
「更科~、選択科目何した?」
「…あにそれ???」
「は?…お前な~先生の話し聞いてなかったのかよ!?」
信じられない表情の渚。
そんな顔もイケメンだよな。
「んん。」
校内のコンビニで買ったチョコチップメロンパンを口いっぱいに頬張りながら答える。
3人は呆れ顔。
「んぐっ...だってさ、ビリーの声が頭から離れねぇんだよ!」
「は?お前キャンプインしたのかよ!?」
充志が目を丸くする。
「つ~か古くね?」
真田が苦笑する。
「い~んだよ!!俺の中のマイブームなんだよ!ほっとけ!」
「けどあの腹筋プログラムは結構いいぜ!」
「だろ~?さっすが充志~やっぱわかる男は違うよな~!」
「わっおぃ!?」
そう言って充志に抱き付いた。
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