僕たちの毎日~葉月編~

5/30
前へ
/239ページ
次へ
ーーー誰かに呼ばれている声が聞こえる... 「おいっ、大丈夫か!?葉月、葉月っっ!!」 ふいに、ハッと覚醒する。 「やっ、触らないでっ!!」 反射的に肩を掴んでいた手を払いのける。 「へ?!」 「え?あ、ユズっ!?ゴメン...」 「大丈夫か?なんかうなされてたみたいだけど。」 (そっか、僕寝てたんだ...) 「なんか........変な夢見た。」 「葉月...ホント大丈夫か?」 「うん、こんなとこで着替ないでうたた寝してたからかなぁ?」 取り繕ったように笑って見せた。
/239ページ

最初のコメントを投稿しよう!

408人が本棚に入れています
本棚に追加