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「ああ……、だからか!」
和也さんのぼやきを聞き、健吾が口を挟んでくる。
「それであいつ、珍しく病院にいたんだな!
あの日もたしか、風邪を惹いたとか言って……。」
和也さんと健吾の話が繋がり、その2つは辻褄も合っている。
だけど、どこか違和感を拭えないのはどうしてだろう?
「あいつ、身体だけは丈夫なのにな。
風邪を惹くなんて、よっぽどストレスでも溜め込んでたんじゃないか?」
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