Indigo and purple

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「そういう名前だったんですか……。」 俺がジュエリー職人だからそう思うのか。 それとも、たまたまこのカクテルを考案した彼女と感性が似通っていたのか。 この名前を知り、このカクテルに付けられた名前がとてもしっくりくる。 この藍と紫のカラーを見て連想するもの。 それは正しく、このカクテルの名称にもなった“タンザナイト”なのだから。 ―――どうして綾女は、このカクテルにジュエリーの名称を……?
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