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目の前に差し出された青紫色のカクテル。
それは正しく、先日ここで飲んだものと同じ……。
「和也さん!!」
気付けばカウンター越しに和也さんが立っていて、彼は俺たちの会話を耳にしニヤリと笑みを浮かべた。
「お前ら、よっぽど綾女の事が好きなんだなぁ。」
可愛い妹分。
和也さんも、綾女の事を大切に思っているはず。
「ま、わかるよ。
あいつは本当に可愛い。
お前らなんかにやるのは勿体ねぇよ、マジで。」
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