第2話

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21:12 カイン「はああぁっ!」 それから20分程で残り2つをとることができスモールソードを鞘に戻す。 カイン「ふぅ…ん?」 一息ついたところで俺宛のメールが来たので確認のためにメニューを開くと送信者はシリカだ fromシリカ sb 大丈夫ですか? 『カインさん、そちらは順調ですか?こっちは問題なく掲示板に情報を書き込みました。その時に同じことをする人がいたなんてビックリしました。 それと今のところ20人位集まってます。 カインさん絶対に帰ってきてくださいね』 カイン「…驚いたな…もう20人も…それに俺以外に情報を流すやつが…鼠か?」 そんなことを考えながらも俺はメニューを閉じホルンカの村に戻ろうと歩き出したがそこで索敵に反応した… プレイヤーが9人…その回りをMobが20…いや30!? 恐らくネペントの実付きと戦って実を割ったのか! 俺は直ぐ様ホルンカに戻るのを止めてプレイヤーを助けるために全力疾走で向かう。 そして見えてきたのは予想通りプレイヤー達が大量のネペントに囲まれていた。 盾無しの片手剣が一人…盾ありの片手剣が二人…短剣が三人…細剣が一人…メイスが一人…両手斧が一人…恐らく盾無しの片手剣使いはβテスターだ。 盾無しの片手剣使い「ココ後ろだ!」 盾無しの片手剣使いが盾ありの片手剣使いの一人…ココというプレイヤーの後ろにリトルネペントが迫ってきていた。 対応が遅い…あれは不味い! 俺はステータスをフルに使って跳躍しネペントの群れを越えて囲まれた場所に着地し直ぐ様踏み込み瞬迅剣でネペントを倒す。 カイン「大丈夫か!」 ココ「は、はい…」 盾無しの片手剣使い「ココ!良かった…」 カイン「気を抜くな!まずはこの状況を打開しないと!ネペントは根っこの部分が弱点だ!それとビギナーの奴は二人一組で当たれよ!」 俺は突然の登場で身勝手だが生存率が高い方法を指示し俺はネペントに突っ込んでいく。 ネペントが攻撃してくるが軌道はわかっている故にかわして根っこに攻撃させて倒す。
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