第2話

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敏捷性重視であげているから距離は直ぐに縮まっていき目視でもわかるほどになった。 俺と同い年ぐらいの男女で男は黒髪の盾ありの片手剣使いに女は眼鏡をかけた茶髪のメイス使いだ。 両方とも既にHPが3割を越えていたため恐らくポーションがなくなったのだそれで逃走しているのだがリトルウルフはかなり敏捷性があるから追いつかれる。 そしてウルフがメイス使いの女性に襲おうと飛びかかる。 カイン「やばい!」 俺は一気に瞬迅剣の構えをとり襲おうとしたウルフを一撃で倒した。 メイス使い「へ?」 片手剣使い「…助けてくれたのか?」 カイン「無事か?…無事のようだな…」 俺ははじまりの街で買っていたポーションを2つ取りだし2人に渡す 片手剣使い「え?なんで?」 カイン「早く回復しろ、ポーション無くなってんだろ?それとリトルウルフは敏捷性が高いから敏捷性高いやつじゃないと逃げるのは自殺行為だ、此処で迎え撃つ」 メイス使い「は、はい此処はあの人の言うこと聞こ?祐…じゃなかったユリアンくん」 ユリアン「わかった、俺はユリアン、こっちはモニカだ」 そういって俺の横に武器を構えながらウルフを見据える。 ウルフは残り五体、俺達の回りを囲んでいる。 カイン「二人でウルフを2匹やってくれ残りの3匹は俺がやる」 モニカ「は、はい!」 ユリアン「大丈夫なのか?」 カイン「舐めてもらっちゃあ困るね…楽勝!といいたいが油断は絶対しない行くぜ!」 俺は動きだし同時にリトルウルフも動き出す。 カイン「瞬迅剣!」 まず一番近いウルフを瞬迅剣で一撃で倒し… カイン「双牙斬!」 後ろから2匹ウルフが来ており俺は体を回転させて後ろに振り向くと同時に上段からの斜め横切りを決めてそのまま上に切り返し跳ぶ。 そして横目で見るとユリアンとモニカもユリアンが盾でウルフの攻撃を防ぎソードスキルで隙を作りモニカで止めを刺す戦法をとっていた。 カイン(あれならまだ大丈夫だな) そして俺は再度残り一匹のウルフを上から見て直ぐ様空中で一回転して… カイン「爆砕斬!」 一気に下に降下しウルフを一刀両断した。
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