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「ふむふむ…あの方法で…この方法が…」
アルバトロスはどこから取り出したのかメモを持っていて何かを書き込んでいる。
「この方法と…あれで…これが………よし!出来た!」
ノートを閉じて何処かに仕舞う。
え…?良く見えなかったけどどこにしまったの…?
俺はアルバトロスの行動に疑問に思ったがそれ以上は考えないようにした。
と言うか体が怠くて考える気が起きない。
やはり栄養が足りないと疲労感と倦怠感が全身を支配する。
「程人君のおかげで私の治癒スキルがアップしたような気がする」
「…良かったね」
「今ならその両脚を治してあげられそう」
「そっか…」
俺はもうあいづちを打つことや返事をする事さえ億劫になっている。
「そのままジッとしててね」
アルバトロスが仰向けの俺をひっくり返してうつ伏せの状態にしたがもはや抵抗する元気も無く…されるがままだ。
そして俺はうつ伏せの状態のまま眠りについた。
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