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ヒビ割れ。 #2
「外デート久しぶりだねぇ」
「そうだね。みお疲れてそうだったもんね」
「そう?」
奥まったところにある薄暗い居酒屋。
個室をいいことに私は章介にぴたりとくっついている。
「章介コレおいしーよ」
「うん、みお食べな」
「章介仕事はどう?」
「いつも通りだよ」
「…ふぅん」
章介はあまり口をつけず、元気がないようにも思えた。
でも話しかければ答えてくれるし、笑ってくれる。
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