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何も変わりはないのだけれど。
何故か違和感を感じていた。
例えば、抱き合ってる時。
例えば、一人で考え事をしている時。…
毎日一緒にいるようになったからかな、私はそう思っていた。
「あ、明日の現場…」
私は調べ忘れていた事を思い出し、章介にパソコンを借りようとした。
けれど章介はもう眠っていて、声をかけられなかった。
「章介パソコン借りるね」
小声でそう言い、そーっとパソコンを開いた。
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