関係

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しりもちをついた状態から、イチさんを睨み上げると ……。 我、関せず。 「……もう」 ボソッとそう呟いて、立ち上がる。 二度とこっちを向かなそうなので、黙って席に戻った 「成田さん、ちょっと」 容赦なく隣から飛んできた五木女史の声に、身体が硬直。 ……な、何ですか。 「はい」 つい、さっきのイチさんの書いた似顔絵を思い出して笑いそうになるのをこらえて、椅子をくるりと横に向けた 「この企画案なんだけど、ちょっと見て?」 意外と普通な発言に、ほっと胸を撫で下ろす し、心臓にわっるっ
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