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....プルルルプルルル ガチャ
「なに?」
「いやっ、メールありがとって言いたくてさ。」
なんで嶺亜に電話してんだろ。
「ふーん。いま家に誰かいるの?」
俺の家は高校生では珍しいかも知れないけど一人暮らし。しかも只今絶賛彼女無し。
「あ、うん。まぁ一人暮らしだし。いないよ。」
「昼ごはんとか食べたの?」
「えっと、まだ。ずっと寝てたからさー。」
「もう夕方だよ。栄養しっかり取らないと。」
「あ、カップラーメン食べるから大丈夫大丈夫!」
「ダメ!!!」
あいつがこんな大きい声出すんだ....。なんて思ってるうちに家に来るとか。耳にはもうツーツーツーという音だけに。
ピンポーン
あいつはすぐに来た。ドアを開けると、いっぱいのレジ袋を腕に下げた嶺亜がいた。
「はぁっはっ....大丈夫??」息が上がっていた。
「お前が大丈夫かy」
ペッタン
「って冷たっつ」
「当たり前じゃん。冷えピタなんだし。」
とか言って玄関からドカドカと入ってきた。
そしてキッチンに入り、冷蔵庫を開けた。
「やっぱりなんもないし。」
そして、レジ袋からガサガサと沢山の物をだす。
梅干、レモン、アクエリ、はちみつ、冷えピタ、冷えピタ、冷えピタ、冷えピタ、冷え(ry
「神宮前寝てていいよ。」
「いや、手伝いま」
「寝ていいよ。」
「でも、」
「家事できるようになってから言えや。」
「」
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