第3話

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....プルルルプルルル ガチャ 「なに?」 「いやっ、メールありがとって言いたくてさ。」 なんで嶺亜に電話してんだろ。 「ふーん。いま家に誰かいるの?」 俺の家は高校生では珍しいかも知れないけど一人暮らし。しかも只今絶賛彼女無し。 「あ、うん。まぁ一人暮らしだし。いないよ。」 「昼ごはんとか食べたの?」 「えっと、まだ。ずっと寝てたからさー。」 「もう夕方だよ。栄養しっかり取らないと。」 「あ、カップラーメン食べるから大丈夫大丈夫!」 「ダメ!!!」 あいつがこんな大きい声出すんだ....。なんて思ってるうちに家に来るとか。耳にはもうツーツーツーという音だけに。 ピンポーン あいつはすぐに来た。ドアを開けると、いっぱいのレジ袋を腕に下げた嶺亜がいた。 「はぁっはっ....大丈夫??」息が上がっていた。 「お前が大丈夫かy」 ペッタン 「って冷たっつ」 「当たり前じゃん。冷えピタなんだし。」 とか言って玄関からドカドカと入ってきた。 そしてキッチンに入り、冷蔵庫を開けた。 「やっぱりなんもないし。」 そして、レジ袋からガサガサと沢山の物をだす。 梅干、レモン、アクエリ、はちみつ、冷えピタ、冷えピタ、冷えピタ、冷えピタ、冷え(ry 「神宮前寝てていいよ。」 「いや、手伝いま」 「寝ていいよ。」 「でも、」 「家事できるようになってから言えや。」 「」
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