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...ふぁああ。よく寝たなー。やっぱり誰かが居るって幸せだなあ。
テーブルには、お粥とうつ伏せの嶺亜って...え!?もしかして風邪うつした!?とっとりあえず熱があるか確認するために嶺亜の隣に座り、手をオデコに当てる。
....熱は無いな。寝てるだけか。
「むにゃ....」
「嶺亜起きた?」
嶺亜の目はトロンとしていて、なんだか凄く色っぽく見えた。
「神宮寺....?」
なんて小声で言うもんだから、俺は嶺亜を見たまま硬直
してしまった。
そして、また目を閉じ俺にダイブ-
っとセーフセーフっと嶺亜の肩を抑える。多分シルエットだけ見るとキスだ。
目を開けるといつも以上に近くにある顔がいた。目を閉じていて、いつもの嶺亜と違うみたいだ。ほんとにコイツ男なのかなーなんて思いながら、顔を見ている。肩なんてすぐ折れそう。
そんな時そこら辺の女だったら、一発で落ちてるだろう。だが、コイツは男だし、男だし、男だし、男だし。ありえないから。本当に、俺ありえないから!!!
本当に俺ありえない、ありえない!今女居なくてだいぶ消化してい無いからってえええ!!あーなんか一線を一人だけで越えた。いや、越えてないかあれは夢。とかなんとか思いながらブランケットを掛けてやる。
そそくさとお粥を食べて布団に戻った。そして10分後嶺亜は起きて、はやく治してとかなんとか言って帰った。
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