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私が小学5年になってからの人生をここに記す。
私は5年生になって、友達と違うクラスになった。
だから学校では、ずっと一人だった。
やっぱりクラスが違うと案外話さないものだなと実感した。
私はいつも教室で本を読んでいた。
もちろん話しかけてくれる人は居なかった。
そんな学校生活だった。
学校から家に帰ると母親がいつも出迎えてくれた。
私はただただそれが嬉しかった。
学校で一人の分、家では母親と沢山話した。
私が学校から帰ってきて少しすると姉が帰ってきた。
私には一人の姉がいた。
姉とは3歳違いで、その時は中学2年だった。
ある日、私は姉に聞かれた。
「初音ミクって知ってる?」
私は知らなかったので素直に知らないと答えた。
その初音ミクというものを姉に勧められた。
私は気になって調べてみると、見事にはまった。
ここから私の人生は狂っていったのかもしれない。
初音ミクは、所謂「VOCALOID」というもので、
人の声を編集して、機械で声を作るという物だった。
そしてボカロP(VOCALOIDプロデューサー)という人たちが
その機械で曲を作るという物だ。
VOCALOIDは、初音ミク以外に
MEIKO、KAITO、鏡音リン・レン等のキャラクターが居る。
例には出さなかったが、私はGUMIという
キャラクターが好きになった。
そして、次第にアニメにも興味を持った。
そして世に言うアニオタという風になっていった。
この時はまだ、あんな事が起こるなんて思ってもいなかった。
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