第5話

2/48
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
第八層 カナンの森 カイン「シリカ!そっちいったぞ!」 シリカ「はい!はあぁっ!」 シリカは短剣ソードスキル《ラピット・バイド》で1メートルはある蜂…キラービーに当ててキラービーは倒される。 カイン「よし、お目当てのキラービーの針は揃ったな」 シリカ「それじゃあ依頼人の所に行きましょうか」 カイン「ああ、帰ろう」 デスゲームが始まって約2ヶ月が経ち、死者は現在約600人を越えた、だが攻略では未だに死者は出ておらず、既に10層まで攻略されかなりのハイスピードで攻略がされていた。 そして現在俺とシリカとラピードは第八層のカナンの森にてキラービーの針を30個集めるという依頼を受けてこの層にきて先程目標数が揃った為に町に戻る帰路に歩く。 シリカ「それにしても、カインさん本当に強いですよね」 カイン「なんだよ、今更…」 シリカ「だって、攻略組のトップクラスの実力でギルドマスターもしてるんですから、凄いに決まってるじゃないですか」 カイン「そんな凄くないって…凄いって言ったらキリト達だろ?あれは異常だけどな」 今じゃあわ、攻略組で一番有名なのはキリトとアスナの二人であり個人の強さもあるが連携が上手すぎる…故に最強の夫婦剣とかも言われている カイン「ん?」 シリカ「どうしたんですか?」 カイン「索敵に反応した一体だけだが場所はそこの茂み」 そうして反応がある茂みを指を指すと次の瞬間それは茂みから飛び出してきた。 「ビュア!」 それは水色をした小さな子竜で俺はβ時代の知識を思いだす。 カイン「あっ、こいつはフェザーリドラ、かなりレアモンスターだな…シリカ?」 俺は横を見るとシリカが目を輝かせていた… シリカ「か…」 カイン「か?」 シリカ「可愛い~!」 カイン「可愛いってそれ確かに可愛いけど」 シリカ「怖くなよ~おいで~」 カイン「いや、猫じゃないからな…ん?可笑しいな普通なら攻撃してくるんだが…まさか!」 攻撃してこない理由に気づき直ぐにシリカにいった。 カイン「シリカ!何でもいいからそのフェザーリドラに餌を与えるんだ!」 シリカ「え?どうして…」 カイン「いいからはやく!」 こんなこと滅多に無いんだぞ シリカ「は、はい!えっと…ピーナッツでいいかな?」
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!