第4話

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わたしの身体をこんな風にしたのは夏騎だ。 高校を卒業して、親の元を離れ、それと同時に親の目からも離れた。 当然二人きりで会う機会が増え、どちらかのアパートで一晩中抱き合うことが可能になった。 その為か、怖くて苦痛でしかなかった夏騎との行為が、徐々に開花され、快楽へと変わって行った。 快楽の絶頂を初めて味わってからは、夏騎が求めるまま拒むこともせず、この身体を許していた。
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