第4話

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夏騎が与える快楽の渦に何度も巻き込まれ、明かした夜は数えきれなくなった。 狂ったように自分から夏騎を求めたこともあった。 わたしの豹変に夏騎は戸惑っていたが、開花したわたしの身体に溺れていたようだった。 夏騎限定の身体。 他の男の子には目もくれなくなっていた。 それが永遠に続くものだと、 そう、信じていたのに…… すれ違いから別れてしまった。
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