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明里を家まで送ると、自分の家への道を歩き始めた。
すると、向こうの方から自転車が猛スピードで走ってくるのが見えた。
親父だった。
「何?お前彼女いたの」「いきなり出てきて質問すんなよ」
「わりいわりい。でどうなの?」
「みりゃわかるだろ」
「うひょーっお前もすみにおけんなあ」
「つか何親父。自転車買ったの」
「ああこっちの方が坂楽だろ」
「下り限定でな」
その後二人で坂を登ったが案の定親父は汗だくになって自転車をこいでいた。
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