第2話

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食卓の準備が出来たので、二人とも席につく。 今日のおかずはコロッケに肉じゃが。 じゃが三昧だ。 「あーっ、腹へったあ」親父は肉じゃがを箸で突き刺し、口の中に放り込んだ。 「なあ親父。仕事どうすんだ」 「ん?当分はマスターが仕送りしてくれるって」 マスターが親父を親父ーンズの実験台にした後、親父ーンズの名前は世界中に広まった。 いまやその額一本につき2千万ドルだそうだ。 そりゃ僕たちの生活費を賄う位どうってことない話だろうな。
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