第2章 とんだ客人

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第2章 とんだ客人

やがて午後になろうかの時に、マルクとコバが大草原を越え、カンパウロの街に立ち入る。 マルク『ここは噂には聞いていたが活気があるな~暫くここで商売しようか』 コバ『そうですね。ここなら売れそうですね』 早速、マルクとコバが市場の片隅に場所を取り商売の準備設営に取り掛かる。 やがて準備を7割方終え、二人は椅子に腰を降ろし休憩している。 マルク『ここを、こう配置すると客も商品を見やすくないか?休憩終わったら変えてみるか』 コバ『あっそうですね。じゃあ、ここは…』 二人は休憩中も仕事の話に夢中だ。 そこに、二人の中年で肥っている如何にもメタボ指定されそうな人間がやって来た。 マルクは、椅子に座ったまま、二人の中年を横目に睨む。 マルク『コバ、客だ。今はまだ準備中だ』 コバは、立ち上がり中年の所に、話し掛けながら近づこうとする。 コバ『あっすいません。今しがた、この街に来たばかりで準備中なんですよ。明日には商売始めますんd…』 肥った中年の一人が、コバの前に立ちはだかると、いきなりコバを横殴りする ボフッ!(゚o゚((○=(-_-) コバ『グェ』 コバは、あまりに突然の事に、対処しきれず、そのまま資材箱に激突、コバは気絶してしまった。
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