2人が本棚に入れています
本棚に追加
今までのノーブルな雰囲気はかわらない。だが、どこか、餌を狙うような動物のような目の輝き。
「どういう情報?」
「えっと、あのだ・・・な。聞いた話だがな、彼は最近、いろんな生徒からの・・・えっと、羨望を集めているらしいよ」
「羨望?」
「そ、そうだよ。彼の容貌とか雰囲気が人を惹きつけるらしい・・・んだ」
「へぇ。そうなんだ」
「あ・・・あの。えっと、ヨシュア?」
「それで、どこでその情報を?」
「ヨシュア・・・ど、どうして?」
いつの間にか、ヨシュアと僕の距離が縮まっていた。
僕は微動することもできない。
「先生・・・、先生は僕が嫌いじゃないでしょ?」
「ヨシュア・・・」
「別にゲイってわけでもないけど、女だけってわけでもないでしょ?」
「ゲイ・・・って・・・君は・・・」
最初のコメントを投稿しよう!