淑女のたしなみ~友だちのおかあさんと~

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小学生の時いじめられっ子の友だちの、いじめっ子を撃退した。友だちのおかあさんはそれが嬉しかったようで、家でドーナツをごちそうになりながら、お礼をいわれたりした。 友だちのおかあさんは若くスラッと高くグラマーで小さい顔が整っていてフチ尖ったメガネをかけていた。 ところでぼくは、中学に入る前に精通し、自慰にいそしんだ。男子の生理の劇的な変化を女の子達はご存知ないだろう。性教育はこの性差を教えなければ意味はないのだが。 ある夏の日部活が遅くなり家に帰ろうと団地の階段を上がる直前、逆窓から、バッチリと友だちのおかあさんの、シュミーズ姿が見えた!ムネの隆起。暗闇に浮かぶ白さは、どんな写真よりも刺激的。以来チャンスを求め夜ランにいそしんだ。ある夜窓が開いていて電気が消えていた。暗闇の中に浮かんだのは、なんと、こちらを見る友だちのおかあさんの顔だった。心臓が凍りついた。土曜日昼チャイムが鳴った。出ると、真顔で友だちのおかあさんが立っていた。こんにちは。一人?ドーナッツ食べにきなさい。コトバに押されて、ぼくは歩き出す。玄関のドアを開け、ぼくを見て促す。ぼくをおしこみ閉め食卓でイスを引いてぼくを待つ。すわりなさい。友だちのおかあさんは正面でなく、左前に座る。「食べなさい」その目は笑ってなかった。おなかの上には大きな円錐が二つ、はりだしている。ぼくは恨めしかった。信じられないことにぼくの下半身はテントを立てている。机を挟んでいないから、おかあさんにもモロに膨らみが見えてしまう。ぼくは観念した。すると、おかあさんの口から、息がこぼれた。 しょうがないわね。あなたのやったことは、犯罪と同じよ。 見つかったら大変なことになるでしょう。ぼくの目から涙がこぼれる。しょうがないわね。立ってごらんなさい。するとおかあさんはもう一人のぼくを引き出した。顔を近づける。冷たい濡れたもので包まれ強く吸引さると、その中に呻きと共に大放出した。おかあさんはそれらを全て飲み干しお茶を一口。ぼくのパンツとジャージを上げると、いらっしゃい。ふすまを開け布団に横になった瞬間、手早くセーターを脱ぎホックを外す。ボロンと房が弾けた。今度はもう一人のぼくを手にとりしごく。とたんに膨らみ、はち切れる。すると跨り、ギュっと包まれた。上下すると、また大放出。こうしてぼくは淑女を知り、以後、一家が転勤するまで教育されたのだった。
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