きす、キス、KISS

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「マネージャーなら、ボールに触らなくていいの?」 「もちろん。奥様の綺麗な手首に痣は出来ないよ」 「じゃあ、それにする」 私は先生の首の後ろに両手を回し、ぶら下がるように抱き着いた。 背伸びして、先生の頬にチュッてキスをする。 「こ~ら、もう学校に行くんだから。キスするとスイッチ入っちゃうだろ。そうだ彩、たまには一緒に学校行くか?」 「いいの?」 「彩は俺の姪っ子って事になってるし。夏休みだし、たまには一緒に登校しても構わないだろ」 「私は先生の実家に住んでることになってるのに?」 「俺が実家に泊まったことにすれば、何の問題もない」
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