きす、キス、KISS

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「やったぁ~!一緒に行く」 「マネージャーになるんだから、バレーのルールくらいは、きっちり覚えろよ」 「うん、勉強は得意だから。ちゃんと覚える。全部覚えたらご褒美くれる?」 「どんなご褒美が欲しいの?」 私は先生に頬を突き出す。 先生は笑いながら、私をギュッて抱き締め、頬にチュッてキスをした。 二人だけの幸せな時間。 甘えん坊の私は、先生のぬくもりが大好き。 水中にぷかぷか浮いているみたいに、私の体はふわふわしている。
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