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「松野と何を話してた?」
ほら、やっぱり妬いてる。
「松野君?あ~アレね」
「アレって、何」
「うん…。付き合って欲しいって、告白されちゃった」
「付き合ってくれ?はっ?俺の奥さんに、付き合ってくれ?アイツ…しばく」
「やだな輝。何言ってるの?ちゃんと断ったよ…」
先生は大人の癖に、口を尖らせ剥れたままだ。
「輝、くだらないヤキモチ妬かないでよ」
先生の頬を、人差し指でつつこうとしたら、その手を掴まれた。
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