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四人で飲んでいたが、俺は早々に切り上げ立ち上がる。ジュースを飲みながら俺達に付き合っていた彩と、仲良く手を繋ぎ、いざ二階へ。
「こ~らっ!輝は一階の和室」
酔っぱらった親父が、俺に睨みを効かす。
「は?なんで?」
俺はさっきの続きがあるんだよ。だから、酒だってちゃんと計画的に控えたんだ。
「馬鹿者~!彩ちゃんの実家だぞ。二階には舞ちゃんの部屋もあるんだ。明日は神聖なる挙式。今夜は花嫁と別々に寝ろ」
…鬼だ!
……悪魔だ!!
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