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「え~?先生もう行くんですか?」
松野が不服そうに俺を見た。
不服なのは、俺の方だ。
「先生、星野まだ貸して下さいよ。後でホテルまで送りますから」
はぁ~ん?まだ貸せだと?
彩はレンタルビデオじゃないんだ。延長なんて出来るか。
「いや、もういいだろ。なぁ、あ、や、ちゃん」
俺は浮き輪に掴まり、プカプカ浮いている彩を然り気無く睨む。
彩、俺は限界だ。
俺の理性が残っている内に、戻ってこい。
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