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だけど…
彩は別だよ。
未成年だからかな。
危なっかしくて、一人にしておけない。
可愛い彩を、誰にも触れさせたくない。体育祭のフォークダンスで、男子と手を繋ぐことすら、ヤキモチを妬いてしまう。
俺…かなり重症。
彩はどうなんだろう。
俺と同じくらい、俺のことを愛してくれているのだろうか。
――九月中旬、合唱コンクールの翌日、学校は代休。俺と彩は、いつものように甘い朝を迎える。
正午になっても、俺達はベッドの中で、イチャイチャとじゃれ合っていた。
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