旦那様の元カノ!?

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回答は早急にって、何をふざけているんだ。 俺達がもう一度、やり直せる訳ないだろ。 「必要な物は、机の中に入っていますから、これは受け持ちのクラスの出席簿です」 俺は涼子と視線を合わせないように、事務的な会話を交わす。 やばいな。 完全にテンパッてるよ。 「わかりました。星野先生、色々教えて下さいね」 「…はい」 涼子は隣席に腰を降ろし、ホームルームの準備を始めた。 俺は前を向いたまま、隣に座っている涼子の存在に、気が気ではない。
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