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「なかなか、いい雰囲気ですな。お邪魔かな?」
「いえ、校長先生は、お一人ですか?」
「ええ、友人にドタキャンされましてな」
「まぁ、そうですか。良かったら、ご一緒に如何ですか?」
どうして、親父を誘うんだよ。
「いいのかな?」
「はい。輝、校長先生もご一緒していいよね?」
俺の名前を呼び捨てにした涼子。それを聞いた親父の眉がピクリと上がる。
「ほほう。名前を呼び捨て?息子とそんな仲なんですか?」
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