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「愛梨奈を残して修学旅行に行くなんて。心配で…」
「修学旅行も授業の一貫だからな。それに、お袋も京子姉さんもいるから、大丈夫だよ。俺と一緒に行こう」
「…うん」
俺は彩の額にキスを落とす。
「奥様、もうくだらないヤキモチは妬かないって、約束してくれるかな」
「…輝も、もう嘘を吐かないって、約束して」
俺達は見つめ合ったまま、キスを交わす。部屋の明かりを消し、月明かりの中、俺達の甘い夜は続いた。
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