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「あやぁ~」
隣にいた宮地先生と視線が重なる。
「あやぁ~まるから。ごめんってば」
俺は彩の名前を言いそうになり、慌てて誤魔化す。
『知らない』
…プチッ…ツーツー
電話は切られたし。
見るからに怒ってるし。
「星野先生も隅におけませんね。痴話喧嘩ですか?彼女に謝らなければいけないようなこと、やらかしたんですか?モテる男は何かと辛いですね」
宮地先生がニヤニヤしながら俺を見た。完全に的を獲ている。
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